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諏訪湖の怪 梅雨の晴れ間に見えたもの… 2019.6.21

■ 掲載の写真は、『European Space Agency - ESA』からダウンロードしたSentinel-2の衛星画像です。

 諏訪湖の衛星写真ですが、このところは雲の写真ばかりでした。6月20日にようやく姿を現しましたが、ヒシが去年と同じ広さで繁茂していました。

諏訪湖
(True color)

 気になるのが、ハッキリと“白く”覆っている何かです。また、釜口水門の近くに何か虹色のものがあるのも気になります。今年は雨が多いので水質としては良好だと思いますが、どうなのでしょう。
 バンド〔Moisuture index〕に切り替えたものが以下の画像です。「Moisuture index」とは湿潤指数画像のことですが、私には「何のことやら」なので説明はしません。

諏訪湖
(Moisuture index)

 虹色の部分からやや離れたところに、同形状の赤い帯が見えます。これが湖面に反射したものが可視光線となって写ったと思われますが、正体不明なだけに、…不気味です。

諏訪の大規模太陽光発電所

 諏訪湖以外にも、広範囲に赤く反応した部分があります。衛星写真(グーグル)で調べると、ソーラーパネルでした。

諏訪地域の大規模太陽光発電所
(Moisuture index)

 パネルが、このセンサーに赤く反応したことになります。本来の使用目的外と思われますが、家庭用も含めた太陽光発電がどのくらい普及したのかを表す資料として使えそうです。

 諏訪湖中にある正体不明のものは滞留した植物性のものとしか考えられませんが、太陽光発電パネルと同じ反応をしたことになります。光の吸収または反射が同じメカニズムということになりますが…。