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諏訪湖のヒシ大繁茂(衛星写真で見る諏訪湖のヒシ)

■ 掲載写真は、『European Space Agency - ESA』からダウンロードしたSentinel-2の衛星画像です。

令和3年「諏訪湖のヒシ繁茂状況」

7月11日

諏訪湖で繁茂するヒシ

8月6日

諏訪湖のヒシ'21.8.6

9月19日

諏訪湖のヒシ'21.9.190

令和2年のヒシ繁茂

5月30日

諏訪湖のヒシ'20.5.30

 5月30日(上写真)では、早くも最盛期の到来を思わせるほど広がっています。

8月20日

 上諏訪側は、半分程度が除去されているようです。ただし、長雨とその後の高温による結果なのかはわかりません。

諏訪湖のヒシ'20.8.20

9月22日

 最新版で、本年の最終版です。

諏訪湖のヒシ'20.9.22

令和元年のヒシ繁茂

諏訪湖のヒシ除去 '19.7.20

 『長野日報』7月19日版に、「諏訪湖のヒシ 次々除去」の見出しがあります。このところトップページに諏訪の衛星写真を継続的に載せているので、諏訪湖の東岸部が広範囲に色が変わっていることに気が付いていました。

 諏訪湖で18日、水草刈り取り船の導入による浮葉植物ヒシの除去が始まった。諏訪市大和の漁港から沖に向かって繁茂するヒシを次々と刈り取った。(後略)

 読むと、アオコではなくヒシでした。私といえば、…忍者が撒蔆(まきびし)に使ったとしかイメージにありませんが…。

諏訪湖のヒシ'19.7.20

 衛星写真を検索すると、最新の7月20日がありました。さっそく諏訪湖を眺めると、東北部にヒシが繁茂しているのがハッキリ写っています。

 それとは別に、左隅には白濁したものが覆っているように見えます。左が天竜川の始まりで釜口水門がありますから、現地で確認したわけではありませんが、彼の有名な(または悪名高き)アオコがそこに吹き寄せられたのでしょう。見た目はエメラルドグリーンできれいですが…。
 お節介と言われそうですが、しばらくは衛星写真でヒシ除去作業の進ちょくを見守ることにしました。

 去年の7月20日の諏訪湖です。ヒシの繁茂に濃淡がある分だけ少なかったということでしょうか。形状がほぼ同じなのは、流入する川や湖底の地形と思われます。

諏訪湖のヒシ(平成17年)
去年の諏訪湖のヒシ繁茂状況

 9月18日の状況です。繁茂期が過ぎたのか、刈り取りは行われていないようです。

諏訪湖のヒシ'19.9.18

 ヒシはともかくとして、諏訪湖周では稲の刈り取りが始まっているのがわかります。これで、ヒシ繁茂の状況紹介は終了としました。