5月30日(上写真)では、早くも最盛期の到来を思わせるほど広がっています。
上諏訪側は、半分程度が除去されているようです。ただし、長雨とその後の高温による結果なのかはわかりません。
最新版で、本年の最終版です。
『長野日報』7月19日版に、「諏訪湖のヒシ 次々除去」の見出しがあります。このところトップページに諏訪の衛星写真を継続的に載せているので、諏訪湖の東岸部が広範囲に色が変わっていることに気が付いていました。
読むと、アオコではなくヒシでした。私といえば、…忍者が撒蔆(まきびし)に使ったとしかイメージにありませんが…。
衛星写真を検索すると、最新の7月20日がありました。さっそく諏訪湖を眺めると、東北部にヒシが繁茂しているのがハッキリ写っています。
それとは別に、左隅には白濁したものが覆っているように見えます。左が天竜川の始まりで釜口水門がありますから、現地で確認したわけではありませんが、彼の有名な(または悪名高き)アオコがそこに吹き寄せられたのでしょう。見た目はエメラルドグリーンできれいですが…。
お節介と言われそうですが、しばらくは衛星写真でヒシ除去作業の進ちょくを見守ることにしました。
去年の7月20日の諏訪湖です。ヒシの繁茂に濃淡がある分だけ少なかったということでしょうか。形状がほぼ同じなのは、流入する川や湖底の地形と思われます。
9月18日の状況です。繁茂期が過ぎたのか、刈り取りは行われていないようです。
ヒシはともかくとして、諏訪湖周では稲の刈り取りが始まっているのがわかります。これで、ヒシ繁茂の状況紹介は終了としました。