今朝の『長野日報』に、「上空彩る『環水平アーク』諏訪地方の広範囲で確認」の見出しで、水平虹のような写真が載っていました。「諏訪地方」とあるので、この地域に特異な気象現象が起きたと見て衛星写真で確認してみました。通常は遅れることが多いのですが、タイミング良く28日分がアップされていました。
これを見ると、不自然なほど直線となったスジ状の雲が確認できます。東西の方向ですから、太陽高度との関係で、快晴となった北部の諏訪地方で環水平アークとなって目撃されたことになります。
と、したり顔で書いてきましたが、あくまで結果論なので「これらの気象状況で環水平アークが発生した」とは断定できません。
最後に「気象上では、特に珍しいというほどのものではない」と付け加えたのは、見ることができなかった私のひがみです。
環水平アークは山梨や静岡でも見られたというので、静岡県までカバーする写真を用意しました。やはり、雲が東西にスジ状となっている場合に、晴れた北側から見ると環水平アークとなって現れると言えそうです。