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ギフチョウの交尾 14.5.25

 足慣らしに選んだ立場川通いも数を重ねると、芽吹きと花の移り変わりに季節の移ろいを感じます。あれだけ人の気配に敏感だった春の女神「ギフチョウ」も、花の数が増えると蜜を吸う姿をカメラに収めることができるようになりました。しかし、季節とは逆に羽の傷みが見られ、彼らのシーズンは終わったのだと強く感じます。
ギフチョウの交尾 来年の春に向けての交尾も目に付きます。マクロ撮影ギリギリの10センチにレンズが近づいても、DNAのプログラムを実行中は全く無防備なのか、それとも見られているのは承知だがそれどころではないと励んでいるのか、逃げる気配は全くありません。左の葉陰にパートナーがいますが、どうなっているのか説明しにくい写真です。
 今年の春、生まれて初めて、同じギフチョウでもその大きさから「ヒメギフチョウ」を見ることができました。最後は、交尾のシーンまで撮影できました。同じこの季節にしかお目にかかれないミヤマシロチョウは、一頭も見ることができませんでした。